PKを外すことができるのは PKを蹴る勇気を持った人のみである。 やれたかも委員会はPKを蹴る勇気が持てるようになるヒューマンドラマだ。
あなたには青春の1ページにやれたかもしれない思い出はあるだろうか?
私には何個か思い当たる。
奥手でシャイでカッコつけでプライドの高い私は断られるのを恐れて挑戦できなかった思い出が複数ある。
やれたかも委員会の内容はそのような青春の甘酸っぱい思い出である。
異性との微妙な駆け引きというか間合いのようなものを委員会に審議してもらう。
委員会の審査員は
やれたかもしれない。
やれたとは言えないとジャッジする。
そんなやれたかも委員会をギャクマンガのように
面白く読むこともできるが、読んでいる最中にある名言を思い出した。
それは
PKを外すことができるのは
PKを蹴る勇気を持った人のみである。
周りの人はやれたか、やれなかったか。
上手くいったか、いっていないかだけを見ているが、そんな事気にしてはいけない。
大切なのは
自分は後悔していないか?
一歩踏み出して得るものと失うものは?
自分の人生を生きれているかどうか?
である。
やれたかもの境界線に負けないためにも
役立つ一冊である。